終了! 日本語教育質的研究会-TAE台湾-第18回勉強会 報告

テーマ「日本語教師として輝き続けるためにーTAEを使って内省的実践家をめざそうー」

講師:得丸さと子先生(TAE研究会代表、宮崎大学元教授、現大学院非常勤講師)

 

交流協会台北事務所2階日本語センター(台北市慶城街28号)

当日参加者28

 

ワークショップは6人を1グループとし、全4グループ体制で始まりました。

最初は“ぶらぶら歩き”の活動で、参加者同士自己紹介しあったり、自己の内面を感じる時間が設けられたりしました。最初は緊張気味だった参加者の皆さんでしたが、ここで一気に会場の雰囲気が温かくなったことで、このあとのワークショップが和やかな雰囲気のもと、進められることとなりました。

TAE質的研究の紹介、TAEリフレクションウェブサイトの紹介に続き、このサイトを利用して、今日のテーマである「教師として進んでいきたい方向を探る」、つまり「内省的実践家」への導入が始まりました。日頃の教育実践はもちろん、感じたことや思い出したことなどをカードに記入したり、それらをグループでシェアしたりしながら、自分の教育的信念を抽象化、最終的には内省結果の文言を完成させてゆきました。

 

参加の皆さんより寄せられた感想(交流協会アンケートより抜粋):

・学生に伝えたい思いを具体化することに満足しました。

・(教師になったばかりの)初心を思い出すことができました。

・自分の授業を客観的に見ることができました。

・日頃心の底に沈んでいた“感覚”というものを文字として具体化するだけでなく、

それをさらに抽象化すると言った過程がとても面白く、また考え直す機会になりました。

・参加されていた他の方ともたくさん交流できてよかったです。

 

多くの方々にご参加いただき、本当に嬉しい限りです。

週末の貴重なお時間を割いて来てくださいましたこと、TAE質的研究をご紹介させていただけましたことに、心より感謝申し上げます。

 

また、今回のワークショップ開催に当たり、交流協会文化室長・塩澤さん、日本語専門家の内田先生、磐村先生より、多くのご助言とご協力をいただきました。誠にありがとうございました。

当日の様子は(公財)交流協会台北事務所ホームページ及びフェイスブックからもご覧いただけます。

交流協会HP(アドレスペースト)

 

交流協会FB(アドレスペースト)

カウンター

TAEの本

TAEによる文表表現ワークブック(図書文化)
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ステップ式質的研究法(海鳴社)
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QUALITATIVE RESEARCH WITH TAE STEPS(Keisuisha)
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体験過程と意味の創造(ぶっく東京)
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